2008年9月14日

9月8日に久しぶりにALTへ。Rのシェイクダウンをしてきました。
タイム的には一発目にしては上出来だったのですが、問題が発覚しました。
っていっても、サーキット専用マシンではないので、深刻ではないのですが。

問題というのは、エンジンです。
シフトアップ後、全くパワーが出てきません。結局2速ホールドで走行したのですが、
パワーもイマイチ。
また、高速を走ってもパワー感がないのです。
少し考えた結果、バルタイをいじってみようと。
以前からちゃけに「だいぶ変わるらしいっすよ」とか、某HPでも効果大とか
かなり実績があるようなので、カムを換える前に一度はやらないといけない
と思ってましたので。



調整式スプロケットに換えるだけなら簡単に出来ます。
タイベルカバーの上側を外すのに、水配管を一本、クラセンを外すだけです。



水配管、クラセンの配線を外したところ。
水配管の右側はタービンからの戻りで、外してもほとんどクーラントは出てきません。
左側は結構出てきますのでメクラをしています。
あとは、クラセン、カバーを外します。



カバーを外すとクラセンのステーがありますので、これも外します。
外す前に、クランクを回して1番圧縮上死点を出すのですが、ラジエターがあると
プーリーのボルトに工具が掛けれないので、私は、ファンのプーリーを回してクランクを
ゆっくり回しました。もしこれで回らない場合は、プラグを外すか、ラジエター外すか
二者択一になります。



スライド調整式スプロケット。
ヤフオクで購入したメーカー不明のもの。1万円強で買いました。
全部アルミ製です。質が悪いといえば、止めネジの材質、見た目。
どうせカバーを付けちゃいますので関係ありません。



取り付け完了。

RBはベルトの張りの調整が、組み付け時にセットしたら、アイドルプーリーを固定します
ので、スプロケを外してもベルトが引っぱられないので、交換しやすいです。

バルタイの調整量は、IN+4度、EX−7度です。
EX側はバルタイを変えるとクラセンを調整する必要があります。
本来は点火時期で合わせないといけませんが、クラセンの外周で計算してズラしました。

<変更後のインプレ>
バルタイとセットで、燃調も少し変えてしまいましたので、正確な差ではありませんが、
そんなのは誤差と思えるほど、激変しました。
暖機後、2速で一発目の全開で、ビビってアクセル緩めました。。。
冷静にチェックすると、2000rpmでもトルクが増えており、ブースト0近辺
での軽い踏み込みでもグッと反応します。
変更前は、ブーストが0〜0.5kのところではほとんどレスポンスせず、いかにも
ターボラグでしたが、かなり改善されてます。
そして1k掛かると、エキサイティングに加速します。これはインプの最終仕様に匹敵します。
ちゃんと7000rpmオーバーまでパワーがついてきます。

バルタイ変更で、エンジンが本来の力になり、それにターボが加速させる。
いい感じです。カム変更は要らなさそうです。

ワインディングも走ってきましたが、コーナー脱出でタイヤ(R1R)が鳴きます。
ちょっと大袈裟ですが、「ああ、これがオレのイメージのGT−Rだ。」そう思いました。

あともうひとつ。アイドル〜2000rpmでかなり排気音が大きくなっちゃいました。