2008年6月14日

エンジンOHその5


ヘッドを載せる前に、タービンも付けて(置いて)おきます。
エキマニも車上で外せませんでした。
もちろん道具があれば、脱着出来ます。




今回使用するR34GT−R純正(左)とR32GT−R純正タービン(右)。
R34のほうがコンプレッサーが一回り小さいです。また、ボールベアリングタービンです。
レスポンス重視ということになりますが、ブースト1kくらいなら上でタレることも無いようです。



エキゾーストハウジング。
大きさは一緒ですが、仕切り壁が追加になってます。
タービンの羽もR32:11枚⇒R34:9枚となってます。



タービンに付くオイル、冷却水のパイプですが、R34用に合わせて曲げる必要があります。
画像はR34用に合わせた後、R32用につけてみてズレを確認したものです。
正面のズレてるのがオイル供給、右が冷却水供給です。



今回も配管類は出来るだけサムコのシリコンホースに換えます。
もちろん見た目もですが、次回バラしやすいし、ちょっと時間が経ってても再利用が可能なので、
部品手配が不要ですし。



タービンのオイルリターンもシリコンに。
サムコのキットです。
このように、ヘッドを付ける前にタービンをセットしておきます。
下側のステーは仮締め、リターンホース、アウトレット、遮熱板は本締め。



で、オイル、冷却水のパイプですが、#4のステンメッシュのホースへ変更しました。

車上でのタービン脱着時、かなり作業の改善がされると思います。
次回は車上で外してみます。

画像は冷却水の取り出し部です。



こちらはオイル。



このようにタービンにつなぎます。
ホースの断熱はキノクニのランマックスファイヤースリーブを使いました。



ごっちゃごちゃです。
この段階で水パイプ、水冷オイルクーラー、サーモスタット周りなどを付けます。
水の流れと各部品の機能を考えれば簡単なんですが、覚えろ、と言われたらタイヘンですね。



オイルフィルターもメンテナンス性向上のため、移動させます。(トラスト製)

オイルクーラーも取付予定です。





その6へつづく