2008年9月25日
ブローオフバルブ取り付け時、ドラシャのブーツが破れているのを見つけちゃいました。
GT−Rではフロントのドラシャのインナーのブーツの破れの発生はかなり多く、原因も
よく分かっていないそうです。
とにかく交換です。
私のクルマの場合、結構距離も走っているのでドラシャごとリビルト品にします。(2本で2万円弱)
交換時の問題は、ドラシャをどうやって抜くかです。
エンジンOH時は整備書どおりフロントデフのフタを開け、中でこじって抜きました。
今回は今後も考え、なんとかデフをさわらずに抜きたいと思います。
ハブのナットは36mm。デカイです。。。
32mmまではソケットを持ってるのですが、ホームセンターへ購入しに走りました。
(約4000円の出費。。。)
割ピンを外し、ナットのカバー?を外して緩めます。
緩める時はいつもどおりローターにドライバー挿して緩めました。
締め付けトルクは30±2kg・m。特に固着もなくあっさり緩みました。
36mmのソケットは、1/2ドライブでなく、3/4でした。
変換が売ってなくて、画像のアダプタを買って、適当にタガネとパイプで使用。
画像が飛びますが、プーラーを使用して、ブーツの溝に引っ掛け、メンバーに当てる工具などを
色々駆使して抜きました。
次回はあっさり出来そうです。
このスペースなので、結構大変そうですが、かえってスペースがなくて良かったかも?
飛び散ったグリスを掃除しますが、そんなに広範囲ではなく、楽でした。
外したドラシャとリビルト品。リビルトといっても新品の様です。
通常ブーツ交換時は、左上のカップリングの中のやつ(スパイダーAssy)を、スナップリングを
外してシャフト本体から抜き、ブーツを換えます。
右側のブーツ交換はディーラーでもデフを開けるため、工賃が結構掛かるそうです。
ちょっとしたSSTを作製すれば簡単に抜けるようになると思いますが。
次破れたら、強化品のブーツがあるそうなので、それに換えてみます。
組み付けは、そ〜っと差しこんで、ガコっと嵌めて終了。
左側は来週にでも。これから作手に行ってきます。
2008年10月4日
作手の結果は上々で、自身で31秒切っちゃいました。30.872。
インプより300kg重いので、ラジアルベスト29.4秒+50kg当り0.2秒=30.6秒。
まだ2速ホールドなので、計算以上の結果といえるでしょう。イイクルマだったんですね、GT−R。
ドラシャ交換再開。今週は左側です。
右では撮ってなかった部分の写真。このナックルの下のナットを2個外してドラシャをハブから抜きます。
デフ側。グリスが滲んでます。。。
エンジンやった時にはなかったので、最近滲んできた、ということになります。
左側はこの6本のボルトを外すだけなので簡単です。
砂利の上に寝転がるのがいやじゃなければ。
リビルトとの比較。
外したほうのデフ側のブーツが膨らんでます。
???です。以前のブーツ交換があやしい?
デフ側を付け、
終了。
しばらくは大丈夫でしょう?
ピロテンションは6、7mm短くしてキャスターを増やしています。
nismoのサーキットリンクセットのは5mm。同リンクセットの中にロングロアアームもありますが、
もう少しキャンバーも付けたほうが良いんでしょうね。
ただ、R34用のサーキットリンクProでは、さらに8mm短いテンションロッドとなり、キャスターは、
BNR32純正:3度40分 ⇒ 32用サーキットリンク装着:4度25分 34用サーキットリンクPro:6度30分
だそうです。(ちなみにGr.A仕様のキャスターは10度だったらしい)
現状、これ以上キャスターを付けるとステアリングが切れないので、アッパー側でキャスターを付けたい
と思ってます。出来ればキャンバーも。